フィンランドってどれくらい寒いの⁈ヘルシンキ・ロヴァニエミの気温

フィンランドはヨーロッパで一番近い国で、海外旅行の旅先としても大人気。

日本から直行便も毎日出ていて、片道9〜10時間程で行くことができます。

オーロラもフィンランド北部のラップランド地方で見ることができるので、
ツアーで行く人も多いのではないでしょうか。

そんな大人気のフィンランドですが「雪国」というイメージもあって行く前に躊躇することもあるかもしれません。

でも実際のところ、
どれくらい寒いのでしょうか？

フィンランド自体が北の方に位置していますが、その中でも南にあるヘルシンキと北のロヴァニエミを比べても寒さは全然違います。

それに冬の期間も違っているのです。

なので、
観光にヘルシンキを訪れる人とオーロラやサンタクロースを見にラップランドへ行く人では
寒さ対策の度合いが全く違うことになります。

今回は、実際の気温や景色をご紹介していきます。

フィンランド旅行へ行く際の参考になれば嬉しいです＾＾

ヘルシンキ・ロヴァニエミの月別気温（2017年）

[ ヘルシンキ ］

(Accu Weather 参考)

最低気温はその年によって変わることもあって、
-30℃まで冷え込むこともあります。

2017年は比較的暖かかった年だったようですね。

［ ロヴァニエミ ］

(Accu Weather 参考)

ヘルシンキとは緯度もだいぶ離れていて、
気温もかなり低いです。

冬が長く、真冬には最高気温が-20℃という日もあります。

寒さだけでなく極夜もあるので、過酷な気候なのがわかりますね。

実際はどんなかんじなの？

ヘルシンキ中心部の海へつながる川です。

写真は１月のものですが、冬の期間は川や海が凍るので、
凍りに穴を開けて釣りを楽しんだり、氷の上を歩いている人もちらほら。

氷がはっていても薄い箇所もあるので、
上を歩きたいときは地元の人に歩ける場所を聞いて見ると良いかもしれませんよ＾＾

２月のヘルシンキです。
基本的には冬中、雪は積もったまま溶けないです。

道路に積もった雪は除雪車が片付けるので、交通機関は問題なく運行していますが
歩くのが大変で雪国用の滑らない靴は必需品です。

ヘルシンキから電車で約３時間のところに位置するユヴァスキュラです。
２月に撮影した市内中心部のかなり広い川ですが、凍っていますね。

ヘルシンキから少し北部へ行くだけで、空の色も気候もだいぶ変わります。

一方でフィンランドの夏はとても気候が良いです。

写真は５月のフィンランド南西の都市トュルクです。

夏は白夜があり、フィンランド南部でも夜10時とか11時まで明るくなるので、
現地の人たちは日光を楽しむように夜遅くまでピクニックをしている人もいます。

建物は陽の光を上手く取り入れられていたり、
フィンランドの人たちにとって陽の光が大切なのがわかりますね。

まとめ

いかがでしたか？

フィンランドには気候の快適な時期もあったり、
冬でも風が少なく空気が澄んでいるので不快な寒さではなく、
むしろ着込んでいさえすれば快適な寒さでもあります。

気候は過酷ではありますが、
寒さ対策をしていけばその気候も楽しめるのではないでしょうか。

特にオーロラを見にラップランド地方へ行くときは
気温をこまめにチェックをして対策していくと良いかもしれませんよ＾＾